Home > 日帰り白内障手術
当院における白内障手術について
当院では、月曜日・火曜日・金曜日に手術日とさせていただいています。
お忙しい方にも、手術がしやすいよう、努力しております。
日帰り白内障手術希望の方はお気軽にお問い合わせください。
日帰り白内障手術
白内障とは
目の中には、水晶体というレンズがありますが、この部分がいろいろな理由で白く濁ってくる状態が白内障です。
白内障の原因の最も多いものは、加齢現象によるもので、一般に老人性白内障と呼ばれるものです。早い人では40歳台からはじまり、60歳台ではくわしく検査すれば大部分の人が白内障になっています。
その他に外傷によるもの、他の目の病気に続いて起こるもの、薬物中毒によるもの、先天性のものなどがあります。水晶体が濁り始めると、ものがかすんだり、二重に見えたり、まぶしく見えたりし、進行すれば必ず視力が低下します。
手術治療はいつ必要か?
現在の白内障手術は、技術的には進行度合いに関わらず、ほぼ何時でも可能です。いつ手術をするかは、患者さん自身が手術を必要とするようになった時、ということです。
例えば、運転が業務の方で白内障による霞み目、まぶしさで仕事に危険を感じる方などは、裸眼視力が1.0以上あったとしても十分手術適応だと思いますし（現実にそのような方もおられました）、逆にたとえ視力が0.1〜0.2になっていても殆ど家の中にいるお年寄りの中には「私は全然不自由はないですよ」という方もおられ、そのような方には敢えて手術をお勧めはしません。
当院の治療方法
当院は『合併症が少ない、安全確実な手術』を最優先に考えています。
多数例を手術するために手術時間を短縮するための術式や、安全性がたとえごくわずかでも他の術式に劣るという報告がある術式（例えばアメリカでは主流の透明角膜切開による手術）は採用しません。具体的には、結膜切開、強角膜切開による超音波乳化吸引術を実施しています。
また、眼内レンズは、傷口を可能なかぎり小さくでき、かつ、現在最も安全性が確立されているレンズである、折り曲げ可能なアクリルレンズを全例に挿入しています。
傷口は自然にしまるようになっているのですが、ちょっとした圧力によって開く可能性があるため、傷口は糸で閉じ、安全を期します。
日帰り白内障手術
日帰りで行う白内障手術は、現在の手術レベルでは決して特殊技術ではありません。
術式の改良、テクノロジーの進歩によって術後合併症が大変少なくなり、安静の必要も減って来たため、入院の必要性が殆どなくなって可能になりました。
現在では世界的に日帰り手術が大勢となってきています。
入院手術では、仕事上の不都合，入院先での人間関係，見舞客への対応，家をあける心配など、入院を戸惑う人は多いはずです。
また、お年を召した方の場合、入院による生活環境の変化からかえって体調を崩す方もおられます。
入院費用がかからない分値段が安いという面もありますし、日常生活に早く復帰できるという面もあります。
